大宮ブロック　岩槻支部です。

11月15日　沖縄の「青い海」まではるばる飛行機に乗って支部組合員5名＋職員1名で素精糖の自主監査に行きました。

自主監査とは私達が共同購入している消費材が生活クラブで決められている自主基準に沿っているかを組合員自らの目で見に行く活動です。岩槻支部ではこれまで、えのき茸茶漬け、ヨーグルト、トマトケチャップ、キャベツ、なたね油丸缶と自主監査を毎年行ってきましたが、5年目の今年は思いきって「青い海」の素精糖を選びました。

事務所入り口には「青い海」の創業からのスローガンが掲げられ、8000坪の敷地内に素精糖の精製工場、真塩、海水塩の工場や倉庫が建てられていました。百聞は一見にしかず・・やはり実際に見に行くことで素精糖はサトウキビからそのままの栄養と風味を残している一般にはない優れた砂糖であることを実感しました。一般の上白糖はミネラルなどを抜いて白く精製、三温糖はその残った蜜をさらに精製したもので何回も温めるのでこげ色(カラメル）がついたもので栄養価も低い、全くの別物と知りました。

工場では原料糖を80℃の機器で30分温め、乾燥（さらさらにする）し、異物を丁寧の除去して袋詰めするだけというシンプルなものでした。本当にサトウキビそのままと言っても過言ではなく、だから味も良く煮物やお菓子など大いに利用すべきと思いました。

　岩槻支部は400人弱の組合員しかいない支部ですが、自主監査や生産者見学会は消費材を知るためにとても有効です。毎年続けていきたい活動の一つだと思っています。「青い海」の皆さんには丁寧な対応を頂いて真塩の製造ラインもおまけ的に見学をさせていただき、本当にありがとうございました。