サステイナブル政策委員会        

エネルギー基本※計画策定に向けて、意見を提出しよう！

※エネルギー基本計画とは、日本のエネルギーの供給や使い方について定めた、国のエネルギー政策経済産業省資源エネルギー庁の「総合資源エネルギー調査会基本政策分科会」で議論されています。


2024年5月15日、第七次エネルギー基本計画の策定に向けた議論が開始されました。日本の温室効果ガス排出量の9割近くはエネルギー由来です。このような中、政府は2022年に原発や脱炭素新技術を進める「GX（グリーントランスフォーメーション）」を打ち出し、GX実行会議をつくりました。産業界中心で市民からさらに遠いこの会議で、大きな方向性が話し合われます。残念ながら、市民不在、国民的議論のないまま、ますます原子力や火力発電を延命する脱炭素新技術の推進が強まる見通しです。

そこで、市民の声を届ける「意見提出運動」に取り組みます。

意見は誰でも、何度でも、簡単に出せます。原発はすすめてほしくない、石炭火力発電をやめてほしい、など一言でも、2,3行でも構いません。出された意見は基本政策分科会で、資料として配布されます。8月末時点で「300件」を超える意見が出されています。「再エネを増やして」「原発を減らして」の声が圧倒的です。
さらに、9月12日に開催された基本政策分科会の時点では「434件」まで増えています！

原発の推進を止め、火力発電から脱却するために、みんなの声を届けよう！！


＜参考＞
これまで生活クラブが提出した署名や意見書の内容
・脱原発、脱石炭火力を脱炭素政策の柱として早急に実現することを求めます
・エネルギー基本計画を早急に改正し、2035年の再生可能エネルギー電力目標80％以上を
・発電と送配電の所有権分離と再生可能エネルギーの優先接続・優先給電政策を