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2016年度リフレッシュツアーin山形県大江町

リフレッシュツアー in 山形無事終了しました!

埼玉単協では2012年より、子どもたちが放射能を気にせず外で思い切り遊びリフレッシュする機会の創出などを目的に、毎夏にリフレッシュツアーを開催しています。2016年は8月5日(金)~8月7日(日)に山形県大江町にて開催しました。生活クラブふくしま・栃木・埼玉の組合員家族を対象に呼びかけをし、総勢40名でのツアーとなりました。(福島5家族15名・埼玉4家族12名・スタッフ13名)

今回のツアーの拠点は廃校を改築した宿泊施設「やまさぁーべ」。歓迎会には生活クラブ山形の組合員とJAさがえ西村山の女性部の方たちも駆けつけてくれました。芋掘り、薪割り、自然観察など初めての経験ばかりの子どもたちは大はしゃぎ。すぐに仲良しになっていました。JAさがえ西村山の協力のもと、営農センターの見学や、すもも収穫体験も行いました。急ぎ足の3日間でしたが、たくさんの方に支えられたあたたかいツアーとなり、事故やケガもなく無事終了することができました。「3.11を忘れない。交流・活動支援カンパ」にご協力頂き、誠にありがとうございました。


大江町山里交流会館「やまさぁーべ」館長 佐々木さんから

震災から5年以上が経過し世間の関心が移り変わっていく中で、今も独自の支援活動を続けている生活クラブの皆さんの意識の高さに感銘を受けました。そして全く違った視点として、震災とか、放射能とか、そんなことは全く関係なく、純粋に山の自然を楽しんでいる子どもたちがとても印象的でした。素晴らしい活動に関わらせていただき、本当にありがとうございました。またいつか、みんなの笑顔に会えることを楽しみにしています。
館長 佐々木隆馬


福島県での暮らしのこと(磯部 幸代さん:生活クラブふくしまあいづ支部) 

生活クラブ埼玉の皆さん、はじめまして。私は福島県喜多方市に住む磯部幸代と申します。9歳の娘と6歳の息子の母親です。埼玉のリフレッシュツアーに2年連続でお世話になりました。その節は本当によくして頂き感謝しております。

あの震災から早くも5年たちました。ここ喜多方では震災なんて無かったかのように震災前と同じ空気がながれています。私も普通の生活を取り戻しておりますが、この5年は今までの価値観が180°変わった5年でした。震災前はジャンクな食べ物を普通に食べていた私。震災直後、官房長官だった枝野さんが、「直ちに影響はない」とテレビで言っていたことに違和感があり、いろいろ調べました。喜多方はフクイチから約100キロ離れていましたが、線量は震災前より上がっていました。当時、県内で放射能がどういうものなのかという講演会がいくつもあり、できる限り足を運びました。その中でこの程度の放射能は大丈夫という講演会と、放射能は危険であるという講演会の正反対の話にどう判断してよいものなのかと混乱しました。毎日インターネットや本で調べました。そうするうちに、やはり放射能は危険であり、無いほうが良いという気持ちが強くなりました。我が子の寝顔を見ながら「子供を守らねば!」と強く決意したのを覚えています。一時は母子避難も考えました。でも家族一緒にこの喜多方で暮らす道を選びました。こうして放射能と共に暮らすことになったのです。

内部被ばくを少しでも避けるため、食べ物に気を付けるようになりました。そんななか出会ったのが生活クラブでした。生活クラブでは全国の組合員さんのカンパでリフレッシュツアーが行われており、少しでも線量の低いところに子供を連れて行きたい、少しでも転地療養になればと毎年参加させて頂いております。

ツアーに参加して、福島の地から離れ、日常から離れ、より線量の低い場所で過ごすことができる。とてもありがたいことです。それだけではなく、私たちのために自然観察体験など、皆さんで楽しい日程を考えて頂き、その優しさに心も体もほぐれます。子供たちもツアー中、様々な体験や活動を通し、成長させてもらっています。そして何と言っても、食事は生活クラブの消費材!こんなに安心なツアーは他にはないです!

 今、福島では放射能が無くなったかのような空気が流れています。放射能のことを心配している人は心配しすぎな人と思われます。しかし現状は子供の甲状腺癌が爆発的に増えています。癌または癌疑いの合計数は166人です。(2016年2月のデータ)癌疑いは癌と考えて良いそうです。つまり甲状腺癌が166人なのです。この事実に息が詰まりますし心配して当然だと思います。そして、「絶対に絶対に原発はいらない!原発がなくても電気はたりている!」。再稼働の問題など、世の中の流れが心配ですが、こうして福島に寄り添って支援してくださる方々が沢山いること、これは私の希望です。本当にありがとうございます。また皆さんに会いに行きたいです!

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