わ~くわっくだより わ~くわっく北本「きたもとこども食堂」報告(2019年2月)
わ~くわっく北本「きたもとこども食堂」について報告
今回は、わ~くわっく北本を会場として行われている「きたもとこども食堂」について報告します。
「きたもとこども食堂」は、わ~くわっく北本の事業ではありませんが、組合員のボランティアスタッフが中心になって、第3土曜日に開催されています。2016年の8月から休むことなく開催し、今年度は1月までに10回500名を超える参加者でにぎわっています。
「きたもとこども食堂」は、暮らしにくさ(生活困窮・障害・ひとり親・虐待・不登校・LGBT・外国籍など)をかかえた子どもたちに寄り添い、子どもたちが安心して成長できる地域を目指して、地域の皆さんの協力で運営しています。生活の困りごとの相談も受け付けています。
毎回参加を楽しみに来てくれる親子、野菜がきらいだったのに参加するごとにたべられるようになった男の子、おかわりをしてたくさん食べてくれる小学生、そんなこどもたちにボランティアスタッフが笑顔で話しかけます。毎月お出かけ先として楽しみにしてもらっている放課後デイのこどもたちは、お誕生月のお友達に参加者全員から「ハッピーバースデイ」の歌のプレゼントしてもらい、はにかみながらも嬉しそうにしています。
食材は、生活クラブの消費材を中心に作りますが、それを可能にしているのが、生活クラブ市民事業寄付制度「よーい、どん!」による、実に239名の組合員の皆さんからの寄付です。多くの応援してくださる組合員の皆さんのお気持ちにお応えしたく、おいしい主菜と野菜たっぷりの副菜、デザートと充実した食事の提供を行っています。地域からの定期的寄付によるお米・野菜・手作りデザートなども有効に使わせていただいています。地域とのつながりがより強くなってきた実感があります。
また多くの大学生が参加することも「きたもとこども食堂」の特徴のひとつと言えます。個人的にボランティアとして参加する学生、ゼミや卒論、研究テーマの実地調査などを目的として参加する学生など様々ですが、こどもたちにとってお兄さん・お姉さんと一緒に過ごす時間はとても楽しい時間となっています。
また埼玉県アスポート事業の学習支援プログラムとの連携により、中学生に就労体験として参加してもらうこともあります。
参加してくれるこどもたちとその親を始め、地域のボランティアさん、学生さんなど様々なこどもや大人が食事をともにし、社会体験や地域交流の場として、わ~くわっく北本は地域に大いに貢献しています。
「きたもとこども食堂」は、毎月第3土曜、12:00~14:00に開催しています。(仲谷)
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