森と水のおはなし館だより14号

北本自然公園の夜の散策 蛍に会える! を開催しました

7 月31日18時。まず、自然学習センターの指導員による「夕暮れ観察会」から始まった。屋外に出てみると外はまだ明るい。「耳を澄ましてみましょう。聞こ えるものは?」「セミの声!」「烏の声!」「そうですね。この音を覚えていてください。」その後、草むらに移動してバッタ取り大会。子供たちは小さなバッ タをどんどん掴まえ、大きなかごがいっぱいになる。観察の後はバッタを原っぱに返し、鳥の糞みたいな色をした変わり者のクモを探す。このクモ、夜行性で暗 くなると網を張って捕食、朝になると自分の網を食べちゃうエコなやつ。その名もトリノフンダマシ!みんなで覗き込む。ここで「夕暮れ観察会」は終了。指導 員にお礼を言ってお別れし暗くなり始めた公園内を観察しながら歩く。

 

いつの間にかセミの声は秋の虫の声にかわっている。レースのような花弁を暗闇の中に広げるカラスウリの花、羽化する場所を探して歩くセミの幼虫。懐 中電灯を点けずに歩くから暗さに目が慣れて、生きものの気配を感じることができる。暗闇が増した頃、またたく光。ホタルが活動を始めたのだ。「飛んでいる のはオス。草の上でじっと待っているのがメス。オスがメスのところに飛んで行きます」そっと手に載せてみるとホタルが小さな虫であることに驚く。

【参加者の声】

■ゲンジボタルは見たことがありましたが、ヘイケボタル(そのうえ自生している!)

は初めてで、思っていた以上の数のホタルが目の前を飛んでいて感動しました。(浦和西)

■雑木林と草地、なつかしい光景をそのままに残していること、そこにいる生きものが失われないように守られていて、ああ、こういうことが大切なんだと感じました。(坂戸支部)

★今回40名の募集に対し、80名を超す応募がありました。参加された方は多くが家族連れでした。生きものにふれ、自然の大切さを感じとっていただけた時間となったようでうれしく思っています。

                     森と水の委員・三好


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